レース再開へのカウントダウン│ワールドツアー開催国の政策と渡航制限

レース再開へのカウントダウン│ワールドツアー開催国の政策と渡航制限

レース再開へ向けてのUCI発表、渡航情報、ワールドツアー開催主要国・世界選手権開催国の動きを時系列でまとめています(最終更新8月13日)。

UCI  渡航情報
フランス  イタリア  スペイン
オランダ  ドイツ  ベルギー  ポーランド  カナダ  スイス

UCI
・レース再開は7月1日
・ワールドツアー再開は8月1日

8月13日
世界選手権のスイス開催を中止(参照

7月7日
世界選手権を予定通りスイス・エーグル&マルティニーで開催する予定であると発表、9月20日〜27日開催

7月6日
欧州選手権がフランス・プルエーでの開催を決定、8月24日〜28日(参照

6月19日
再開後のレース開催ガイドラインを発表(参照

6月12日
ワールドツアー新カレンダーの再編成版を発表(参照

5月19日
全カテゴリーの新カレンダーを暫定発表(参照
2020年世界選手権の出場枠を発表(参照

5月5日
ワールドツアー新カレンダーを暫定発表(参照

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渡航情報
・シェンゲン圏

・圏外からの入域:8月8日現在10カ国からの入国が無条件で可能+条件付きで中国が可能(参照

・シェンゲン圏外

・日本:欧州への渡航中止勧告、欧州からの外国人入国拒否
・コロンビア:8月31日まで国境閉鎖、国際旅客機の運行休止
・カナダ:7月31日まで入国制限(免除対象あり)
・アメリカ:欧州からの外国人入国拒否

8月1日
シェンゲン:日本を含む12カ国からの渡航受け入れ(7月1日リスト入りしていたアルジェリア、モンテネグロ、セルビアは渡航禁止措置に)(参照

7月1日
シェンゲン:日本を含む15カ国からの渡航受け入れを段階的に再開、実施は参加国の独自判断を優先(参照

6月14日
スペイン:シェンゲン圏との国境封鎖を7月1日から6月21日に早めることを表明。ポルトガルとの国境のみ7月1日解除。
フランス:7月1日からシェンゲン圏外への渡航制限も解除していく方針を表明。

6月5日
シェンゲン:6月15日から大多数の加盟国が圏内での国境再開を発表、スペインは7月1日から。圏外に対する国境再開の日取りは、6月15日から7月1日までの間に検討

6月3日
イタリア:許可された州・地域のみ異なる地域間の移動が許可される、国外からの観光客受け入れも可

5月21日
コロンビア:8月31日まで国境閉鎖継続、国際線の運行も同日まで再開なし(参照

4月8日
フランス:入国の際に申告書の携帯が必須に。EU+周辺9カ国(英国・スイス含む)の国籍保持者と長期滞在許可証保持者でフランスに住所がある者、同該当者でシェンゲン圏内にトランジットの必要のある者、医療・政府・運輸関係者以外の入国は原則不可(参照

3月30日
EU:シェンゲン+英国、アイルランド、サンマリノ、アンドラ、モナコ、バチカン以外からの入境は原則不可。入境・トランジット可能なのはEU市民・長期滞在許可証保持者、医療・政府・運輸・人道団体関係者等のみ(参照

3月27日
日本:欧州21カ国からの入国拒否(参照

3月26日
カナダ:国籍・永住権保持者とその近親者、外交官、フライトクルー以外の不要不急の入国を6月30日まで制限(参照

3月23日
日本:欧州14カ国の感染症危険レベルを「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」に引き上げ(参照

3月14日
アメリカ:シェンゲン+英国+アイルランドに14日以内に滞在歴のある外国人の入国拒否(参照

3月中旬
シェンゲン圏内で国境コントロールが復活、多くの国で越境制限(参照

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イタリア
・6月12日以降は無観客スポーツ競技会が可能に

8月1日
再開1戦目のワールドツアー大会ストラーデ・ビアンケ開催

6月20日
サッカー・セリエAが再開

6月12日
イタリア五輪・パラリンピック委員会、各競技連盟、国際スポーツ機関が主催する競技会が許可される

6月3日
許可された州・地域・国から/への移動が許可される、許可された国からの観光客受け入れも可

5月28日
スポーツ大臣がサッカー・セリエAの6月17日再開を許可

5月21日
国内の男子エリート・U23・ジュニア、女子エリート・ジュニアの新カレンダー発表(参照

5月18日
ロックダウン緩和政策が第2段階へ、7月31日まで公共の場での集会禁止継続、スポーツ競技会は6月15日まで禁止

5月12日
自転車連盟とプロ選手協会がUCIの決めた日程からの変更を提案、ロンバルディア10月31日→8月8日、サンレモ8月8日→8月22日、国内選8月23日→10月31日・11月1日(参照

5月4日
外出制限解除、屋外トレーニングが可能に

3月18日
イタリア自転車競技連盟(FFI)の要請により、自転車の屋外トレーニングが禁止(参照

3月10日
外出制限スタート(参照

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オランダ
9月1日まであらゆるスポーツイベント禁止→7月1日から規則に則っての開催が可能に
・2020年国内選手権は中止

6月24日
政府がルール見直しを発表。屋外イベント開催が7月1日から可能に。集会可能人数は最大250人(スタッフを除く)、ただし座席指定制で1.5mの間隔を保てる場合は人数制限なし。また選手の競技・練習中は1.5mの距離は必要なし(参照

5月8日
首相マルク・ルッテが「(アムステル・ゴールドレースは)スーパースプレッダーになりうる」と懸念を表明(参照

5月7日
健康相ヒューゴ・デヨンフが「大人数集客型の屋外イベントはワクチンが開発されるまで中止が好ましい」と発言(参照

4月29日
ブエルタ・ア・エスパーニャがオランダ・ユトレヒト開幕を断念(参照

4月24日
2020年国内選手権の中止が決定。予定されていた開催地ドレスデンで2021年大会開催。2019年大会王者がチャンピオンジャージ着用続行(参照

4月21日
あらゆる集客型イベント開催は9月1日まで禁止(参照

3月23日
ソーシャルディスタンスルール発動。集会の禁止(参照

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スペイン
・6月8日よりテレビ中継を伴う無観客プロスポーツ大会開催が可能に

7月4日
日本を含む12カ国と渡航制限解除。また例外措置としてシェンゲン圏外・前述12カ国以外の国からでも、「スペインで行われるハイレベルなスポーツイベントの参加者」への渡航は認められることに(参照

6月11日
サッカー・リーガエスパニョール再開

6月8日
解除レベル3への移行が開始。該当する地域に限り、テレビ中継を伴うプロレベルでの無観客スポーツ大会開催が可能に。政府のスポーツ委員会により各大会の制限人数が決定される(参照

5月25日
解除レベル2への移行が開始。該当する地域に限り、プロレベルでの無観客スポーツ大会開催が可能に。政府のスポーツ委員会により各大会の制限人数が決定される。ちなみに文化イベントの場合、屋外で200人まで集会可能(参照

5月4日
外出制限解除、解除レベルを0〜3の4段階に分け、地域ごとの感染状況により適応レベルは変化。全国的に屋外トレーニングが許可される(参照

3月14日
外出制限スタート、屋外トレーニング禁止(参照

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ドイツ
・8月31日まで大規模イベント禁止
2020年国内選手権は中止→8月23日の週末に開催予定

6月24日
中止予定だったドイツ選手権の開催を発表、8月23日ザクセンリンクでのサーキット開催(参照)

6月8日
ワールドツアー大会のエシュボルン・フランクフルトが年内開催を断念(参照

6月1日
欧州では断後初のロードレースがザクセンリンク(レースサーキット)で開催(参照

5月16日
無観客でブンデスリーガ(プロサッカー1部リーグ)が再開

4月29日
2020年国内選手権の中止が決定。予定されていた開催地シュトゥットガルトで2021年大会を、2021年開催予定だったヴィンターベルクで2022年大会を開催(参照

4月23日
ロックダウンの段階的緩和スタート

4月15日
大規模イベントの開催は8月31日まで禁止(参照

3月23日
外出制限スタート(参照

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フランス
8月31日→10月30日まで5000人超が集まる大規模イベント禁止
7月31日まであらゆる自転車レース中断→6月18日からアマチュアレース開催は可能

8月11日
5000人超イベント禁止の期間がこれまでの8月31日から、10月30日まで延長

6月18日
連盟がアマチュアレースの即時開催を許可、国の認める集会人数に従うこと(参照

6月14日
国内で中断後初のレース開催、「組織的トレーニング」という名目の個人タイムトライアル(参照

6月2日
国内であれば移動距離に制限なし(100㎞圏内制限の解除)

5月11日
外出制限解除、自転車の屋外トレーニング解禁、10人までの集会が可能、移動は100㎞圏内

5月8日
フランス自転車連盟は国内選手権8月開催への希望を捨てず、一方で10月移行も提案(参照

5月2日
フランス自転車連盟があらゆるレースは7月31日まで中止する旨を発表(参照

4月28日
外出制限解除のルールを受け、ロード国内選手権開催地プリュムレクの市長が中止を宣言(参照

4月28日
外出制限解除のルール発表、5000人超が集まる大規模イベントの開催は8月31日まで禁止(参照

4月15日
ツール・ド・フランスの新日程が8月29日〜9月20日と発表(参照

4月8日
入国の際に申告書の携帯が必須に。EU+周辺9カ国の国籍保持者と長期滞在ビザ保持者、医療・政府・運輸関係者以外の入国・トランジットは原則不可(参照

3月17日
外出制限スタート、フランス自転車プロ選手組合が公道でのトレーニング禁止を通知

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ベルギー
・8月末まで大規模イベント禁止
・7月1日から「練習レース」の開催は可能→7月1日から地方レース開催が可能に

7月27日
感染拡大傾向にあるため、フランドル地域のあらゆるスポーツイベントは無観客のみで開催可能(参照

7月1日
地方連盟登録のレースが可能に(エリート2、エリート3、マスターズ、アンダーカテゴリー)(参照

6月29日
2020年国内選手権個人タイムトライアルの日程を8月20日と発表(参照

6月15日
フランドル自転車競技連盟とワロニー・ブリュッセル自転車競技連盟がそれぞれ7月1日からの地域レース開催ガイドラインを発表(参照

6月8日
7月1日から「練習レース」の開催許可。参加はベルギー自転車連盟ライセンス保持者のみ。あくまで非公式で、賞金は発生せず。参加人数の制限はなし(参照

5月18日
屋外トレーニングは20人までのグループが可能に(参照

5月15日
2020年国内選手権ロードの日程を9月22日と発表、タイムトライアル日程は未定(参照

5月6日
7月31日まであらゆるスポーツ大会の禁止(参照

5月4日
外出制限解除、屋外トレーニングの同伴可能人数が常に同じ友人2人まで可能に

3月18日
外出制限スタート、屋外トレーニングは単独、もしくは常に同じ友人1人とであれば許可

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ポーランド
・150人までのスポーツ競技会が開催可能、集客も可能

6月19日
屋外スポーツイベントに限り集客が可能に。開催側は150人まで、観客はスペースの25%以下、2mの距離を保つ(参照

5月30日
150人までの屋外スポーツイベント開催可能、無観客のみ(参照

5月18日
屋外スポーツ施設の利用制限緩和(最大14名+トレーナー2名)、屋内スポーツ施設は床面積に応じた制限人数以内であれば利用可能

5月4日
屋外スポーツ施設の利用制限緩和(最大6名)

3月24日
移動制限を含む安全規則を導入(外出の限、3人以上の集会禁止、公共交通機関の利用人数制限)、エクササイズのための外出は1日1回OK(実質屋外トレーニング可能)

3月13日
「感染脅威事態」宣言、屋内外問わず、50人以上の集会を原則禁止


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カナダ
・GPケベック&モントリオールは中止

7月23日
GPケベック&モントリオールの中止を発表(参照

7月2日
GPケベック&モントリオール:UCIガイドラインに照らし合わせ各所と闘技を重ねた結果、予定通りの日程(9月11日・13日)に向け開催準備を続けることを発表(参照

5月25日
自転車連盟が7月31日まであらゆる自転車レースの中止を決定。8月1日以降の状況については6月19日までに発表(参照

5月22日
屋外で10人以下(3家庭以下)の集会解禁(ケベック州)

4月27日
自転車連盟が7月6日まであらゆる自転車レースの中止を決定。7月6日以降の状況については5月25日に発表(参照

3月20日
屋内、屋外での全ての集会を禁止。2mの社会的距離が確保できる場合は例外(ケベック州)

3月13日
緊急事態宣言発令(ケベック州)

(各州で対策措置が異なるため、WTレースが開催されるケベック州の情報を優先した)


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スイス
・世界選手権の開催中止

8月12日
世界選手権の開催中止を発表(参照

6月26日
世界選手権の開催準備を予定通り続けていることを発表(参照

6月6日
最大300人のスポーツイベント開催許可(参照


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text:五色の猫